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「お……はょ」
上から掛けられたオドオドした声に顔を向ける
ロフトから頭ボッサボサの寝起きの真來が覗いてる
「おはよ~、真來。おいで」
服もあのままだったからしわしわだ
「シャワー浴びてこいよ」
ボーっとしてる真來の手をひき、バスルームに入れる
「着替え、出しとくから」
返事はない
多分、頷いたからだろう
クローゼットから小さめの服をチョイスして置く
ガラス張りなのを知らない真來がシャワーにうたれてボーっとしてるのが見える
裸の肩が華奢で守ってやりたくなる
見ないようにしながらスモークのボタンを押し、キッチンに入った
二日酔いでもなさそうだから、食べられるだろう
冷蔵庫を開けて材料を取り出した
真來がリビングに戻ってくる
ダブダブの俺のTシャツにスウェット
スウェットの裾を何度も折り返してあった
可愛い……
「ドライヤー分かったか?」
「うん」
ダイニングテーブルに座らせる
今朝は卵焼きのサンドイッチとコンソメスープ
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