☆ 6 ☆

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「いただきます」 真來がサンドイッチを一口食べた 「美味しいっ」 嬉しそうに微笑んだ 俺までつられて笑った 真來が喜ぶならいくらでも作ってやる 「スープも美味しい」 「それインスタント」 「失礼しました」 「こちらこそ」 二人で笑った 穏やかな日曜の朝 それを邪魔する来訪者 チャイムの音に真來が緊張する 「食べてろ」 真來の頭を撫でて、モニターを見る 映っていたのは矢部だった 「朝から何?」 「モーニングのお誘い」 「今、食べてんだけど」 「マジ?じゃあ俺のも作って」 俺は渋々ドアを開けた 「あれ?もしかしてお邪魔?」 真來のブーツを見て矢部がニヤニヤしながら顔を上げる 「そう、超お邪魔」 「じゃあ、お邪魔します」 お構い無しで矢部はリビングに歩いていく 「わっ、村田さんだ」 真來は矢部の登場に持っていたスープマグを落とした
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