-序章-

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チュン、チュン… 小鳥のさえずりが静かに響く田舎の朝。 辺りは桜が満会に咲き乱れている。 「んー…あー!!」 力一杯背伸びをした少年は…頭のてっぺんがちょこんと跳ねてまだまだあどけなさの抜けない顔をしている。 この少年が小説の主人公…倉田 珠(くらた たま)である。
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