-第一章-

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「たまー?朝よ、おきなさーい! 遅刻するよー!」 聞きなれた呼び声…下の階から母が呼んでいる。 珠「起きてるよー!」 そう叫びながら階段を駆け降りた。 母「あら…あんたがこんな早く起きるなんて珍しいわね」 クスッ…と微笑みながらお弁当を差し出した 珠「なんたって今日から中学生だからね!いってきます!」 朝食のパンを加えると足早に家を飛び出した。 母「こら、お弁当!!」 母から弁当を受け取ると、ごめん!と笑って学校へと向かった。
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