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「よし、雑魚を蹴散らすぞ!」
「OKだ。先ずは俺から!」
タニは呪文を唱える。
『エアスラスト!』
風が敵を切り裂いていく!
「俺だって!…魔神剣!」
剣から気を込めた斬撃を飛ばす。
「へっへ~ん!やりぃ!」
俺は飛び上がり、ガッツポーズをした。
「ジュウ!前、まえぇ!」
「えっ?…はっ!」
急いで前を見ると、人を簡単に燃やせる程の火の球がこちらに向かってくる!
「どわっ」
ギリギリな所でガードが間に合う。
「間一髪~」
タニの声のおかけだ。あれがなかったら死んでたかも…。
「タニありがとう!」
タニは黙って頷いた。
(気を引き締めないと…!)
「ファーストエイド!」
俺の傷が癒えていく。
「あ…ありがと、エステル」
エステルは無言で頷く。
「よし、いくぞ!」
4人は突き進んで行く。
そして…
遂に――
「見つけた!」
「…ダオスだ!」
「人間ごときがこの私を倒せるものか!時に裁かれよ!」
ダオスは開戦早々、両手に気を溜める。
「ダオスレーザー!」
もの凄い大きさのレーザーが一直線に放たれる。
レーザーはエステルにヒットした!
「ごめん…なさい」
エステルは一撃で倒れた!
「しまった!エステルが!?」
「先ずは勝つことが先決だっ」
ユーリはそう言ってダオスに立ち向かう。
「爆砕陣!」
体をひねりながら浮かび、そのまま武器を敵に叩きつける!
「ぐっ」
ダオスが少しひるんだ。
―今だ―
「畳み掛けるぞ!」
俺の合図で、ユーリ、タニが3人一気に仕掛ける!
「散沙雨!」「三散華!」「瞬迅剣!」
しかし、ダオスは余裕の笑みを浮かべている…。
「甘いわっ!ダオスコルダー!」
ダオスを勢いよく地面を殴る
そして周りから自分を守るように衝撃波を出す
「どわぁ」「くっ」 「うわぁっ」
3人は別々に飛ばされる。
「ってぇ、み、みんな無事か?」
「お~う、なんとか…」
タニは手を降る
「ユーリは…駄目か」
「いきなり、ピンチ到来…だな。」
2人に戦慄が走る―!
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