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まぁ冗談のつもりだった。
本当に。生徒会にラクセリアが入ればカオスになるだろう。
頭の中でわかっていたさ。
まさかちょっとした気の迷いから出た言葉が俺の先行きを不安にするものとは。
「そうね。それもいいかもね」
ラクセリアは気の無い返事をし、相変わらずな退屈な態度で、ただ窓の外の空を仰ぎみていた。
相変わらずなのはミイラ宮田が立ち寝を披露している光景も一緒だ。
“ただ少しずつ”何かが俺の周りで変わり始めている。
確実に……
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