ボクシング

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俺とモモは付き合っていた。 『つきあってくれ』 『はい』 そんなやりとりは一度もなかったし 好きだといったこども 言われたことも記憶にない。 ただよく泊まりに行ってたし 飯もくわせてもらってた。 モモは俺より一つか二つ年上で あいつの言葉を借りれば 『居酒屋とかわらないところ』で働いてた。 俺はそのころ何もしてなかったし していてもすぐ辞めてたから 平日の昼によく二人でダラダラしてた。
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