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~数刻後~
部屋に藤堂さんが来た。
藤「飯の時間だぜ!」
杉「は~い」
――――――――――――――
原「遅ぇよ」
広間に着いた俺たちを、永倉さんと原田さんが迎えてくれた。
永「おめえら遅えんだよ。この俺の腹の高鳴りどうしてくれるんだ?」
藤「新八っつぁん、それってただ腹が鳴ってるだけだろ?困るよねえ、こういう単純な人」
永「おまえらが来るまで食い始めるのを待っててやった、俺様の寛大な腹に感謝しやがれ!」
原「新八、それ寛大な心だろ……。」
皆が話していると障子が開いて、咲さんが数人の隊士に手伝ってもらって夕食を運んできた。
運び終わったら隊士たちは帰っていった。
咲さんも帰ろうとすると……
藤「……待って!」
咲「何でしょうか?」
藤「咲ちゃんも一緒に食べようよ(ニコッ)」
咲「…よろしいのですか?」
藤「うん!…………オレの隣においで」
咲「では、……お言葉に甘えて(ニコッ)」
藤「……//…そういえば咲ちゃんっていくつなの?」
咲「私は十八歳ですよ。………藤堂さんはいくつなのですか?」
藤「オレは二十一歳だよ。…………あのさぁ?」
咲「はい?」
藤「歳も近いんだし、オレのことは平助って呼んで(ニコッ)あっ、ちなみに杉川も」
咲「わかりました、私のことも咲とお呼び下さい」
杉「わかった。なら俺のことも下の名前でいい」
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