変わりはじめた日々

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季節は秋。 楽しかった夏休みは、あっと言う間に終わり、焼けた肌も徐々に小麦色を失ってきた頃。 相変わらず眼瞼下垂(がんけんかすい:まぶたが下がること)は続いていたけど、その内治るだろうと思い込んで日々をすごしたいた。 でも、そんな事より悲しい出来事が…。 失恋した。 中学3年生からお付き合いしてくれた彼に、なんの前触れもなく唐突に別れを切り出されたのだった。 もう本当に悲しくて悲しくて、友達の前で泣きわめいては困らせ、家に帰れば部屋で泣き、食事もせずに三日三晩泣き続けた。 本当に好きだった。 大好きで大好きで仕方なかった。 それに、彼とは深い思い出があった。いまでも、多分これからも忘れないと思う。
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