届かぬ声
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「舌が……切り取られてます」 「!?」 大和が飛鳥の背後から覗き込むが、飛鳥と同じように顔をしかめた。 「それで話せないわけか……」 浅葱が呟くと、ちこはそれに頷く。 光を放ち、もう一度人間の姿に戻ると、地面に絵を描き説明を始めた。
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