狂うほどに

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チャ「それ、男ですか?」 ハル「え?」 チャ「その友達は男かって聞いてるんです」 声を低くして不機嫌なのを丸出しで言うとハルは驚いたのか目を見開いている ハル「なわけないじゃん。女の子だよ」 チャ「そうですか......」 えぇ、そんなことは僕だって分かってますよ? でも…―――― この部屋から出るってことは…― チャ「外に出るってことは僕以外の奴にハルを見られるってことですよね?」 熱を持った黒い塊はだんだんと腫れ上がり始める ハル「え…?そんなの.....当たり前でしょ?」 当たり前ですか...... じゃー.....そんな当たり前 僕はいらない。 .
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