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一日も歩かないうちに三人は街に着いていた。
「カリオット街…か」
炎零は看板を見ながら辺りを見回す。
商業で発展しているようでとても賑やかだ。
「ってことは宿で泊まれる…」
行く先も不安なので宿には泊まれないと覚悟していたのだがその心配は要らなかったらしい。
「おいしいもの食べたい!!」
リラが辺りを見回しながら目を輝かせている。
「武器屋に行くぞ。来い。」
「人の話聞いてた!?」
ガルが炎零を見た。
だが
「わーい武器屋武器屋!」
リラはコロッと変わって楽しそうに着いていく。
それを見てガルは思わず項垂れた。
「マジでなんなんだ…」
しばらく歩いていくと少しウエスタンなイメージの武器屋についた。
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