プロローグ

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少年は普通の村人だった。 普通に家族が居て 普通に友達が居て 本当に幸せだった。 だがある日を境に少年は急変する。 自然発火 自然氷却 自然災害 有り得ないものが故意で出来るようになった。 家族は幼い我が子である少年を気味悪がり 友は逃げ 遂に少年は村を追い出される。 神の化身だと罵られ。 少年はとても悲しんだ。 -神は悲しんだ。 哀しんで 泣いて 啼いて そして狂った。
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