ハンカチとの出逢いまで

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  春風の吹く清々しい日である、 けれどはるかは 悲しさの中にいた。   ここは県でも有名な病院の 屋上であつた、   はるかが病院に来て半年が経っていた、   今は午後一時、はるかは、 いつもお昼を食べた後は 屋上へ来るのが楽しみだった。  
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