出会い

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しばらく歩き続けると、目の前に続く階段。 足をかけ登り始める。 この神社に来たのはいつかの夏祭り以来だった。 祭り以外の時でこの神社が盛り上がることはない。 だから僕も滅多には足を運ばなかった。 階段を登り終える。 そのまま境内を通り抜け、僕は裏にある森へと向かった。 森の中を歩き続ける。 日はだいぶ低くなり、空を朱色に染めていく。 もう少しだ。 よくわからないけどそんな気がした。
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