†闇の中で2人†

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『あ、えっと…』 すぐに言えないところを見ると、どうやら忘れ物などではなさそうだ。 キョロキョロと正臣の瞳はせわしなく動き、僕の姿を映そうとしない。 「? どうしたの、正臣。 なんか変だよ?」 『……………』 表情を伺おうとしても、深く俯いていて良く見えない。 僕はどうすればいいのか分からなくて、ただ正臣を見つめることしかできないんだ。 .
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