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あの日の告白から2週間と少し経って、月末の土曜日。
相変わらず正臣は煩いし、園原さんもいつも通り。
今までと何も変わらない。
…そう、なにも。
本当い両思いにあったのか疑ってしまうほどに、正臣の態度は以前と何も変わりないのだ。
正臣からの恋人らしい電話も、メールも、何もない。
挙句の果てに、僕をナンパに誘いだす始末…
あの告白は間違いだったのか、そう問う勇気だって、僕にはない。
ベッドに寝転んで携帯をイジっても、パソコンでネットサーフィンをしても、胸の内のモヤモヤは…消えない…
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