†すれ違う不安†

6/10
前へ
/65ページ
次へ
『よ!帝人~~!!!』 ……正臣…? って、 「ままま、正臣!? 何でこんな時間に!!?」 『え~?会いたかったから!! 部屋の鍵開けて~~♪』 窓を全開にしたままドアの鍵を開けると、トントンという音がして正臣が顔を出した。 『こんばんわ~~☆』 「どうしたの?こんな夜中に。」 『だからぁ、言ったじゃん! 帝人に会いたかっただけ!!』 「……っっ!!」 一瞬、さっきまで悩んでいたことがすべて吹っ飛ぶ錯覚がした。 でも、やっぱり頭の中でモヤモヤがチラついて離れない。 .
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

58人が本棚に入れています
本棚に追加