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「『…………』」
会いに来た、って言う割には沈黙が長い。
数十秒後、沈黙を破ったのは正臣だった。
『…帝人…俺、さ、この2週間ちょっとさ…すげぇ、不安だったんだ。』
「え……?」
正、臣…?
『恋人だーっつっても、ずっと一緒に居たようなもんだろ??
だから、改めてどうやって接すれば良いのかとか、全然わかんなかったし。』
「…」
『ナンパに行くっつったら、嫉妬とかしてくれるかなぁって思ったら、今まで通りの反応だし?』
「……」
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