58人が本棚に入れています
本棚に追加
『だけどさ、昨日、ナンパ行くっつったら、いつも通りの反応した後…帝人が、すっげぇ辛そうな顔したような気がして…』
「……っ…」
『帰ってから、あ゛~!!
しまった…って、どうしようって考えてたら…
…いつの間にか、帝人の家の前に着いてた…』
「~~~っ正臣ぃ…っ」
『ぅお!!?』
泣いている顔を見せたくなくて、正臣の胸の中に飛び込んだ。
「…っ僕も、不安だったんだ…
正臣、全然いつも通りで、恋人らしいことなんて一個もしてなくて、ナンパをしよう!とか普通に言うし…付き合ったの、間違いだったんじゃないかって、怖くて…っ…」
『…間違い、なんかじゃない…』
肩を持たれ、少し体を離されて、顎をグイッと上げられる。
.
最初のコメントを投稿しよう!