†両片想い†

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…何となく男女記号を書いてしまうオレ意味不明。 …まぁ、前置きはこの辺にして… とにかく、俺は門田先生が好きだ。 …本人は気づいてないけど。 ってか、アレ? 先生、前にいない… 『何をボーッとしとるか貴様。』 「あっるぇ~…?υ いつの間にこんな近くに?」 『お前がボーッとしとる間にだアホゥ!! ちゃんと聞け!!』 「いでっ(T-T)」 先生は教科書で頭を叩いてから、続きを解説し始めた。 まもなくチャイムが鳴って、先生は外へ出ていく。 …終わった…… 正直、1時間起きてるのはキツイ。 1番寝そうになる5時間目だったし… 昼メシの後だからなぁ… 頭を乗せた机が冷たくて気持ちが良い。 もうすぐ夏。 窓際のこの席は、きっと涼しい。 うとうとしかけて、また授業開始のチャイムが鳴る。 …早く放課後にならねぇかなぁ… そしたら、いつもの楽しい時が始まるのに… .
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