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俺は愛姫鷹(あいひめ、たか)
小さい頃両親が離婚。
理由は親父の浮気、酒、ギャンブル、極め付けはDV。
母は親父に毎日殴られ蹴られる。
母のストレスは溜まりに溜まりやがて俺へ…。
母「お前なんか!産まなきゃ良かった!」
鷹「うわぁーん」
父「うるせーんだよ!このっ!くそガキがぁ!」
そんな毎日だった。
そして俺は…親戚にたらい回し。
親戚1「あいつがいると迷惑だわ」
親戚2「飯だぁ?お前のなんか無いんだよ」
俺は大きくなるにつれ人を信用できなくなり、15歳になった時は家を出た。
最初は野宿だったが、バイトで貯めたお金で一人暮らしを始めた。
………
……
…
家を出て4年。
今はバイクの免許を持ち、荷物積みのバイトをしている。
仕事場は近いのでバイクは使わず徒歩。
朝から夜まで仕事し、コンビニで弁当を買い、帰って寝る。
仕事もプライベートでも他人とは決して交流せず、一人で過ごす。
そして仕事場でついたあだ名が「天涯孤独」
天涯孤独?
ふん、俺は一人で十分だ。
お前達みたいに他人とじゃれあう気は毛頭ない!
ましてや恋愛なんか。
くだらん!
天涯孤独、大いに結構。
そう思っていた。
あの女と出会うまでは…
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