第二章

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―翌日。 只今、テラはパールロイド魔法学園の門の前に転移した。(もちろん指定の制服を着ている) テラ「でっかいなー。まあ、魔法学校ならそんなもんだよな…。」 テラは遠い目で有り得ない位の大きさの学園に目を凝らした後、歩いて中に入り、昨日あれから電話で教えてもらった学園長室へ向かった。 テラ(ほんとは転移して一気に学園長室行きたいけど、見られたら厄介だもんなあー…まあ、いっか。運動運動) ―コンコン。 ?「どうぞ。」 学園長室のドアをノックした後、男性の声が中から聞こえた。 テラ「…失礼します」 ?「おぉ、よく来てくれた。テラくんだね?」 テラ「はい。そうです」 ?「ようこそ、パールロイド魔法学園へ。私はこの学園の学園長のサイトだ。」 テラ「よろしくお願いします。」 テラは軽く会釈した。 サイト「まあ、そんなかしこまらないでくれ。君は17歳だから二年生として始めてもらう。クラスは2-Aだ。」 テラ「はい、解りました」 サイト「担任だが…もうすぐ来ると思うが…」 ―コンコン。 ?「学園長、ソフィアです。」
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