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薫子「壷！ おにいたん壷！」
宗慶「あァ、ようけ揃った壷やなァ。ほな、妙光はん。兄貴にお話しとくれやす」
薫子「ふわぁあ。ねむいよぉ、桃太郎」
一郎「とりあえず宗慶さんはヘッドホンをとってください。薫子ちゃんは僕のひざ枕で寝ないでください。こんな妖怪落としで大丈夫なんですか！」
宗慶「大丈夫や、問題あらへん」
薫子「いちばんいい報酬をたのむぅ……むにゃむにゃ」
一郎「最悪、だ……」
崇慶「申し訳ございません坂下さん。これはこういうやつなのですわ」（目を細め穏やかに笑いながら）
坂下「やっと話の分かる輩が来たか（ボソリと呟き）……いや、それがですね。今回依頼したのは、私の生死に関わることなのです｣
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