なぁ…葵

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葵は16才、何をしても楽しみな年頃だった。 好きになる人は、運命の人!みたいに、マンガが現実の恋愛とリンクする位…ある意味 純粋だったと言える年齢だった。 さすがに、表面や態度にそれを出す事はなかった。まるで無理にしない様にも見て取れた。 ギリギリの場所で、仲間と寄り添って生きてる葵は、小さな居場所で必死に大人になろうと、もがいているようで、時に寂しささえ感じた。
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