僕の名前は高松幸子

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僕「知らん。ノリだ」 輝「いや、それは流石にまずいだろ」 僕「そうか…じゃあこうしよう。『そろそろヤツらと決着をつけようと思うからあさって17時から体育倉庫でコッソリ秘密の会議をするっちゃ!!全員強制参加、遅刻厳禁!!』」 輝「いやいやいや………なんていうか…いやいやいや……もうね、どこからツッコンでいいものやら………末期でしょ、これは」 僕「うん、まぁ…僕もちょっぴりやり過ぎたかなと思うわ…」 輝「要は文章はなんでもいいんだろ?伝えたいことはわかったからさ」 僕「さすが長谷川君。話が早くて助かる」 輝「しかし、これサッカー部と野球部両方に送っちまっていいんか?」 僕「いいんだよ。一ヶ所に集まってもらうのが目的だからね」 輝「…?まぁよくわからんが、了解した。不自然にならないようにうまいことやっておくよ」 僕「ありがたい」 輝「なに、このぐらいはたいしたことない」 僕「心強いね。じゃあ次いくか」 輝「おう」 『早く水泳部の水着盗難事件の犯人を捕まえてください。怖くて練習ができません 2-F 藤原紀子』 輝「あぁ、そういえばこの前そんな事件があったな。かなりの大騒ぎになっていた記憶がある」
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