僕の名前は高松幸子

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─── 僕「相変わらずすごいニオイだ…」 裕子「部屋の前でこれだもんね。やっぱり中はもっとすごいのかしら…」 律子「ア、アタシもうムリ…耐えられそうにない…」 真理子「………ク、クサイ………死ぬ………」 まだ部屋に入ってすらいないのにもうみんな瀕死っていうwwwww こうこ は めのまえが まっくらに なったwwwwwwww …うん。いつまでも突っ立ってないで早く入ってさっさと用事済ましちゃえよって話なんですけどねwwwww それがなかなかできないのは実にスィンポゥな2つの理由。 まず、校長室とか職員室とかによくあるじゃん。なんとなく入りづらい空気?みたいな、アレですよ。アレ。 それとこの廊下まで充満してる異臭。 こいつらが文字通り見えない壁となって僕たちの前に立ち塞がっているというワケ─── 裕子「─────あぁぁぁぁぁぁーーーーーーもぉっっっ!!!!!!せっかくのもうけ話をここでフイにするわけにはいかないわっ!!!!結城裕子、これより神風となりて、にっくき鬼畜米英を駆逐して参ります!!!!!!」 ───コンコン 裕子「………。」 僕「………。」 真理子「………。」 律子「………。」 裕子「………あれ?」 真理子「留守…?」 僕「…みたいだね。」
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