僕の名前は高松幸子

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裕子「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー!!!!!!そんなぁー…今までのあたしたちの葛藤やら我慢やらはなんだったのよォ…」 真理子「…ドンマイ」 僕「裕子~!!僕はいいとして、強引に連れてきた真理子と律子にはちゃんと謝れよ───あれ………律子?おーい、もしもーし!?」 そういやさっきから会話に参加しないなーと思って後ろを振り返ると 律子がうずくまって動かなくなってました。 裕子「ちょ!!律子!?大丈夫!!!?」 真理子「し、白目剥いて泡吹いて痙攣してる…!!」 僕「とにかくすぐに保健室に運ぶぞ!!僕がおぶっていく!!」 ───保健室─── 僕「先生ぇーー!!急患でーす!!………あれ、先生いないのか…?」 真理子「…いないね」 裕子「もうっ!!なんで肝心な時にいないのよォ!!」 僕「愚痴っててもしかたあるまい。とりあえずベッドに寝かせるぞ」 僕がおぶっていた律子をベッドに優しく寝かせると、みんなが心配そうな顔をして律子の顔を覗き込む 僕「ちょっと探し物をしてくる。ちょっと待ってて」 裕子「探し物…?え、えぇ…わかったわ」 さて、確かここにはアレがあったはず…
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