僕の名前は高松幸子

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康介「む…高松、しゃべったのか…?」 僕「…きのうキャプテンが僕をみんなの前で連れ出したりするからですよ。」 康介「むぅ…でも、そしたらなんとか上手いこと誤魔化してまいてくりゃよかったんじゃねーのか?」 僕「こいつらに中途半端なウソは通用しません。それに、こいつらになら話しても大丈夫だ、というぐらいの信頼はしてますので。」 康介「ふーん…良かったなお前ら、ずいぶん買われてるじゃねぇか。」 裕子「あ、あの…そこまでして知られたくなかったことだったんですか?」 康介「そうだな…どのぐらいかというと、国家機密ぐらい知られたくない…いや、知られてはならない秘密だ。」 裕子「ええっ!?そ、そんなに…」 康介「………で、そんな重大な秘密を知ってしまったキミは…俺に何か用事があったように見えたが…?」 キャプテンからものすごいプレッシャーを受けて、裕子は顔を青くさせ大量に汗をかいて縮こまっていたが、なんとかやっとの思いで言葉を絞り出す 裕子「え、えっと…その…できればあたしたちにもお手伝いさせてもらえないかなぁ…と…」 キャプテンは一回「ハァ?」って顔してから、ふっ…と脱力して─── 康介「…まぁ、いーんじゃね?」 ───そんな一言をポツリ。
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