僕の名前は高松幸子

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僕「ぇ…いいんすか?」 康介「まぁ大丈夫だろ。もしもの時はお前ががんばれ。」 僕「ハァ…」 裕子「あ、ありがとうございます!! …で、そのぅ…お、お手伝いの手当てなんかは出たりしないのかなぁ…なんて。」 康介「…しばらくは高松の下について見習いだな。一人で依頼を任せられるようになったら依頼料をやろう。」 裕子「…!!わかりました。がんばります!!」 康介「詳しい仕事のやり方は高松に教えてもらえ。あと、さっきも言った通りこのことは他言無用だ。バラしたりしたら大変なことになるから気を付けろよ?」 僕「とりあえず最初に言っておくけど、当たり前のように人の道を踏み外すことになるから覚悟しておいてくれ。」 裕子「う、うん…」 康介「ところでお前ら…いつまでもここでグダグダしてていいのか?とっくに5時間目始まってるはずなんだがな…」 ぇ……… 真理子「あ、ホントだ…ヤバ………」 裕子「し、失礼します!!」 ダダダダッ!! 真理子「ぇ…ちょ、裕子、早っ!!待って…!!」 ダダダダッ!! 僕「あ~………じゃ、僕も失礼しますね。どうも。お休みなさい。」 康介「待ちな。」 僕「はい…?」
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