僕の名前は高松幸子

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僕「えっと………まだ何か………?」 康介「何か?じゃねーだろヴォケ。トップシークレットバラしやがって。」 僕「いや、だからホントすいませんてば。あの3人なら大丈夫ですから。」 康介「そういう問題じゃねーんだよ。」 僕「じゃあどういう問題なんですか!」 康介「あぁ…ったく、めんどくせーな…だから………なんだよ…アレだ……その……ほら……」 おいおい、おっさんなんかモジモジしだしたぞ。どうしたってんだ? 僕「モジモジしてないでハッキリ答えてくださいよ。結局何が言いたいんですか?」 康介「ヒーローってのはよ…正体が分からないからカッコイイんだよ…」 ボソッとした呟き声だったがしっかり聞こえた。 この野郎そんなくだらん理由でただこなすだけでも大変な仕事の上さらに隠密とかいう超ハードモードの無理ゲーみたいなマネやらせてやがったのかクソッタレ!! 康介「…もれてるぞ、心の声。」 僕「かまいません。むしろ聞いてください。そして受け止めてください。」
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