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康介「………で、この気持ち悪い文がなんだって?」
僕「ですから、報告書代わりのようなものです。」
康介「ほう。こんな腐った作文みてぇな書き殴って俺に渡して仕事は終わった…と、お前はそう言いたいワケだな?」
僕「はい。」
康介「仕事ナメんな!!慣れてきたからって手ぇ抜いてんじゃねえぞ!」
僕「いえ、手を抜いたつもりはありません。ちゃんと自白させました。そしてそれを全部手書きで書かせたものがそれです。なんなら筆跡鑑定にまわしてもらっても構いません。」
康介「アホか。あのクズ野郎がそんなことするわけねーだろ。それに、当の本人の身柄はどうした?」
僕「犬のエサにしました。」
康介「はあ?」
僕「いえ、ですからウチで飼ってる犬のエサにしました。」
康介「おいぃぃぃ!!テメェそれじゃ証拠もクソもねーじゃねーか!!」
僕「その件に関してはいくら頭にきたとはいえ正直早まったことをしてしまったなと思います。」
康介「…もういい。とりあえず手を抜いたか抜いてないかは後で現場見たりして裏をとってからこっちで判断する。」
僕「お願いします。」
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