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僕「長谷川君、首尾の方は?」
輝「俺を誰だと思ってる。抜かりはない。」
僕「頼もしいね。」
輝「惚れるなよ?」
僕「バカも休み休み言いなさい。じゃ、行ってくる。」
輝「おう。」
時間は17時5分前、僕が向かう先は体育倉庫。
ウチの学校の体育倉庫は本校舎の裏庭に離れのようにして建っている横長の建物で、普段はあまり使われないが真ん中に開閉式の仕切りがついており2部屋に分けることが出来るようになっている。
なぜたかが体育倉庫なんぞにこんな機能が備わっているかは謎だが、今回はこの機能を有効活用させてもらうことにした。
長谷川君からメールだ。
僕「GPSで確認、全員集合完了…と。」
結構面倒な条件だったが彼は上手くやってくれたみたいだ。
さて、お仕事しますか。
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