その部活の名前は野球部とサッカー部

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―――コンコン、ガチャ 僕「失礼しまーす。」 康介「うおっ! おいっ!いきなり入ってくんじゃねーよ!」 僕「ノックしたじゃないですか。」 康介「人はノックと同時に入ってくるのをノックとは呼ばねえ」 僕「とりあえずそのばっちいモノを早くしまってください。」 康介「ばっちいとか言うなよ!全然ばっちくねーし!いつ使う時が来ても良いように例えば3日風呂に入らなくてもここだけは毎日清潔に保ってるんだよ!」 僕「ちゃんと毎日風呂に入ってください。臭すぎます。」 康介「例えばって言ったろ!例えばって!…あー、でもそういやここ最近…」 僕「ほらー!やっぱり入ってないんじゃないですか!」 康介「あー、もう!わかったよ!入りゃいいんだろ!?入りゃ!! …で、何の用だ?」 僕「サッカー部と野球部の抗争に終止符を打ってきましたよ。今頃彼ら体育倉庫で仲良くやってると思いますよ。」 康介「ほう。えらい早かったな。テキトーにやっつけたんじゃねーだろーな?」 僕「そんなに言うならご自分で確かめに見てきたらどうです?…あー…やっぱそっち系のご趣味をお持ちでないなら見に行くのはよした方がいいかも知れないです。」 康介「どういうことだよ?」 僕「良くてトラウマを植え付けられるか、最悪バージンを奪われるハメになるかと…」 康介「俺男だけど?」 僕「察してください。僕もあんまり言いたくないんですけどね。 あなたのおしりの処女が奪われてしまいますよ、と言ってるんです。」
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