~初めて見る世界~
2/35
読書設定
目次
前へ
/
96ページ
次へ
アラガウベ・ナ・カルタ付近の山から降りてくる涼しい風が、ヴァルディアの称を剥奪されたシルク・クナイフの茶色の髪を撫でる。 虚しさと申し訳の無さから、シルク・クナイフは今、冷たい墓標の前で肩膝を着いている。 そう、目の前に広がるのは無数の墓。 シルクに用があるのは、その一つ… かつて、同じ学び屋で過ごし、生きていくのが嫌になる毎日を、お互い励まし合って生きて来た旧友であり、恋心を抱いた女性の墓…
/
96ページ
最初のコメントを投稿しよう!
26人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
26(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!