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数日経って 部活に入って友達と会えるから 本当に楽しくなった頃。 ある日いつものように 1日が終わって部活に行こうと 立ち上がった時だった。 席が隣の人の所にある人が来た。 携帯をいじりながらやってきた その人は、 なんだか不思議なゆったりした にこにこしてる優しそうな人。 怖いと思っていた男子だけど 怖いと思い込んでいたのに 忘れて見ていた。 不思議な存在でとても可愛い人。 「…湊ちゃん、部活行こうよ」 話しかけてくれたのは 友達になった添田菜月ちゃん。 一言で言うと不思議な人。 初対面で良くは分からないけど。 「あぁ!ごめんね。行こう」 持っていた携帯のストラップが 最後まで頭から離れなかった。
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