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また聞こえてきた嫌いな声を
僕はかき消した
夢見た未来を拒絶されるのが
僕には怖くて
君が僕に投げかける言葉は
どこか優しくて
掴もうとした大切なモノは
もう何もなくて
探し出した答えは
「僕は一人で…」
かき消したはずの声は
いつの間に心の中に
「未来なら最初から見えてないだろ?」
声がトゲとなって突き刺さる
自分自身で心を閉まいこんだんだろ?
僕がそれを求めた
僕が君に望んでる言葉は
どこか切なくて
離そうとしたはずの君の手を
今も離せずに
結局出した答えは
「僕は一人だ」
かき消したはずの声は
もうずっと心の中に
「未来ならお前から消そうとしたんだろ?」
声をトゲとして突き刺した
理想と現実が重なりあわないから
僕はそれをも捨てた
僕が望んだ未来は二人楽しそうに
今映る未来予想図は悲しげに
言葉じゃ伝えることが難しいから
僕は君を抱き締めた
いつまでも僕が君を守ってあげるから
その答えを望んでたのに
何故だろう
僕は一人になってた
自業自得の僕はただ雨にうたれて
涙目を誤魔化した
僕が望んでいた大切なモノ
それは君だった
夢見た未来に君がいないなら
それは望まない
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