記憶歩-秀次の日記-

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6月11日 夢でも見ていたのか? 亮佑は生きていた     朝、インターホンの音に目覚めた、 扉を開けると亮佑がいた   よかった       亮佑とカラオケへ行って、   家へ帰り   飯を食い   帰した       そして、俺は今、一つの使命を感じている       飯を食った後、いつもの様に日記を開き そこに書かれていた事実     昨日の日記 6月13日の日記 確かに俺が書いた   携帯を開ける 今日は6月11日     戻ってきた   亮佑が死ぬ前日に     何のために?           決まってる       あいつを助けるため、       亮佑は明日死ぬ     止めてやる     絶対に         亮佑に電話した     「明日、家に来いよ」     「無理」   速答された そりゃそうだ、明日はバイトの面接だもんな   「何?明日なんか用事あんの?」   「ねぇよ!とにかく明日は無理」   キレられた   まぁいいか、 明日俺はあいつが死んだあの場所で待ち伏せする   助ける   絶対に
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