ALICE THE GIRL~孤児院にて~

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「ねぇ…ウィディア先生?」 「どうしたの、マリア?」 「あのね…アリスが起きてくれないの…」 「アリスが…?またあの子寝坊してるのね。困ったものだわ」 ウィディア先生―この孤児院の管理者である―はアリスの唯一の友達であり、親友のマリアに言われて、アリスの部屋に向かった。 「あの子は本当に朝が苦手なんだから…。頭は誰にも負けないのに…」 と、愚痴をこぼしながら。
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