変わらない自分

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変わらなきゃいけない それは分かっている でも彼への想いを 振り切る事が出来ない あの頃に戻りたいとは 思っていない 戻ることは出来ないと 分かっているから それでも彼の 笑顔が 寝顔が 甘えた顔が 声が 香りが 思い出の全てが 私を過去に縛り付ける 忘れられたら どれだけ楽だろう けれど 忘れたくない矛盾 前に少しは 進めているのだろうか 自分の現在位置も 分からない 泣く事も忘れた 怒る事も憎む事も 恨む事も何も出来ずに ただ自分の犯した罪に 打ちひしがれる 償いは只の自己満足 憂いは只の自己陶酔 私は彼に 何が出来たのだろう 私は彼に 何を残せたのだろう ただ今思うのは 彼の幸せを祈っても良いのか ただそれだけ 私達はもう 何の繋がりもない 赤の他人 いつか彼に再び会えたら 私は笑っていられるか それすら分からない だって彼は色んな意味で 私の唯一の人だったから… (y・u・e)
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