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-ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ-
本日の授業の終わりを告げるﾁｬｲﾑが鳴り響いた。
-ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ-
誰かが走っている。どうせ野球ﾊﾞｶが部活へ行くところだろう。
『みーさーきー』
!?
誰!?なんなのっ!?
-ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ-
さっきの足音の主が私の目の前でﾋﾟﾀﾘと止まる。
『部活！部活行こうぜ!!』
あぁ…やっぱり(元)野球ﾊﾞｶだった。
あながち間違いではなかったらしい。
「うん。でも走って来なくても…」
『いや、もう一日中この時間が待ち遠しくて、待ち遠しくて…』
あぁ…ｸﾗｽﾒｲﾄたちの飽きれ顔が浮かぶよ。
「じゃ行こうか。そだ、舞と真凛も誘ってこ。」
そうして2人を誘って計4人…
もとい追加合流で計5人で武道館へと向かった。
『やぁ～本当に偶然だったね～♪』
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