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ここ柳武道具店の主、柳源次郎さん。
一昔前まで名のある選手だったが10年ほど前に剣道界の前線から退いた。
『やっちゃん昨日電話したけどたれﾈｰﾑ作って欲しいの♪』
『任せとけっ！儂に頼んだことに感謝させたるわい!!』
と言って快く引き受けてくれた。
『竹刀ってどんなのがいいんですかぁ～』
ま～な～か～…
『おっ！新人さんじゃねぇか！早く紹介してくれんか♪』
と言うことで間中から順に3人…あと先生を紹介した。
「えっとこっちから順に間中。高坂。吉村。んで顧問のﾊﾞｶ。」
ﾌｯ決まった♪
『ちょっとﾊﾞｶって何さ！ﾊﾞｶって！あっ申し遅れました。長森です。』
『ﾌｫｯﾌｵｯ。個性的な子たちで大変じゃろ。まぁなに、時間があるなら皆上がっていきな。』
『お邪魔しま～す♪』
真凛…
まぁ時間がないわけじゃないし、
「上がらせてもらおうか。」
そう言う訳でやっちゃんこと柳じいちゃんの家に上がった。
まさかこの後にあんなことになるとはやっちゃんを知らない4人は知るすべもなかった…
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