劍の舞～ちっちゃな部活のおっきな夢～

三本目ｰ礼に始まり礼に終わるｰ③

『お願いしまーす♪』
『お願いします。』
『こんにちは～』

女子組の登場だ。
『こんにちはっス。』

-ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ-

『ｼﾞｬﾝｹﾝﾎﾟﾝ!!』

真凛はﾊﾟｰ。俺はﾁｮｷ。

『だぁぁ負けたっ(泣)』

「っしゃぁ。俺の5連勝。真凛の5連敗。」

『うるさいっっ。岬、舞ごめんね～。また掃除になっちゃったよ～』

『別に構わないよ。ね？岬。真凛が元立ちの相がかり稽古させてくれれば♪』

『あぁ～怒ってんじゃん～…』

勝ったのは俺なのになんだか気分が悪いな。とりあえず俺も着替えてこよう…

真『嫌～元立ちなんかしないたて～(泣)』

舞『絶対、元立ちやってもらう。んで3周ね!!』

岬『覚悟してもらうからね。掃除。足痛くなるんだから!!』

ｷﾞｬｰ…ﾜｰ…嫌～…
と騒がしい声が女子更衣室から聞こえてくる…

まだやってるよ…
女って怖いな…