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母は、本来はとても明るい人だった。 いつもニコニコと笑っていた。花を育てるのが好きで、友達も多く、近所の人と遊びに行ったり、ママさんバレーに所属したりと、不思議と周りに人が集まる人だった。 相談をされると、何故か母の方が先に泣いてしまっていた。 おっちょこちょいで、財布を忘れたり車のボディを擦る事が得意だった。 優しい人だった。 母は私の 太陽のようだった。
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