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それから片づけ終えて家を出ました
鍵はいつもの様に玄関のドアの上にある窓の淵に置きました…
それから近くの公園に向かいました…
公園には一人の女の子がブランコに乗っていました…
『待った?』
こっちを見上げて直ぐに笑顔になりました
「ううん、全然待って無いよ、今来たところ」
『そっか』
オレは隣のブランコに座りました、そしてブランコをこぎ始めました
「ねぇ…ヤス君、迷惑だった?」
『迷惑なら来ないよ』
「良かった、これあげる」
シズクはバックからジュースとコーヒーを出しました
「これで良いんだよね?」
それは前に一緒に帰った時に買って貰ったエメマンでした…
「サンキュー」
それからブランコをこぎながら何気ない会話をしました
毎日メールをしてるのに全然会話が終わりませんでした
「もう遅いね…」
『そだなぁ…』
「どうする?」
『ん~今日は帰ろっか』
「そっかぁ…わっかた…」
『送ろっか?』
「いい、一人で帰る…」
オレはシズクを見送って自分の家に向かいました
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