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『ごめん…』
「いや、ごめんじゃねぇよ…謝んなよ」
友達が言った、もっともだと思った
『そうだよな…ちょっと二人で話したい、シズク…チョット出よ』
シズクは黙って頷いてついて来た
そして少し歩いて前の公園に着いた…そしてベンチに隣同士で座った…
「ヤス君、ごめんね…」
『なにが?』
「こんなことになって…」
うつむきながらシズクが言った…
『こんなことって?』
「ヤス君と伸ちゃん喧嘩しちゃった…」
『そんなことないよ』
オレはそれより伸治の事を伸ちゃんと呼んでる方が気になった
ちなみに伸治は友達の名前です
『喧嘩になってないよ、あんなん喧嘩のウチにはいらんし』
「ホントに?」
『ホントだよ、てかさそんな話はどうでもいいよ』
「うん…」
オレはベンチから立ってシズクの前に立った
『オレはシズクの事が好きだ、毎日メールしてても楽しいし、電話も楽しい、会ってお前の笑顔見たら癒される、お前の事が好きだ、オレと付き合ってください』
内心ドキドキだ…告ったのは初めてだったから…
「伸ちゃんに言われたから?無理してない?」
ちょっとカチンときた、初めて告ったのに信じて貰えなかったのと、やっぱし伸ちゃんってのがちょっと気になる…
『違うよ、無理してない、ただ告ったの初めてだし、付き合ったのも1回しかも本気だったのかもわからんしさ…上手く言えないんだ…ごめん』
「そんな事無いよ…嬉しいありがとう、私もヤス君の事好き」
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