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「うわっ、広すぎだろ!?」
「ちょっと煌夜さん。図書室では静かにしてください!」
思わずテンションの上がってしまった煌夜をサリアがたしなめる。図書室はかなり蔵書量が多く、体育館並に広い。空間拡張の魔法を使っているようだ。本を保存するため窓はないが天井から下がっている大量の魔石が光を放っていてとても明るい
「久しぶりに来ましたがまた本が増えているような……」
マリアがそう呟くとサリアが苦笑しながら答えた
「司書さんがお父様に頼んで仕入れてもらったそうです。さすが昔からの友人なだけはありますよね」
「その人は今どこに?」
「ジェイドさんならまた王都に本を買いに行ってます」
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