一番良いのを頼む

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「当時はあまり武器は重視されてなかった。戦いは基本的に魔法戦だ。そうだ、さっき魔武器の魔法の定着は少し違うと言っただろ?それも説明する。魔武器は魔法陣を刻み、所持者の魔力を使用して発動する。しかし魔法陣の中には周囲の空気中の魔力を吸収して常時発動するものがある。この部屋の空間拡張もその1つだ」 2人が頷くのを待って再び話し始める 「それと同じように強力な魔法の中には効果の持続性を持っているものがある。それで創られた魔武器は所持者の魔力を使わずに強力な力を振るえる。しかし制作者の属性の魔武器しか創れない。まあ使う人には関係ないけど。だがどちらの魔武器も創れる人は少ないからめちゃくちゃ高い。………疲れたから休憩していい?」 いつの間にか煌夜が喋り続けてかなり時間が経っていた
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