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「煌夜くん。君、教職に就いてみないか?」
「………はい?」
ギースにその話を切り出されたのは夏休みが終わる二日前の朝のことだった
~~~煌夜の部屋~~~
「どうしよう……」
そして現在は既に夜。一日中悩んでいたことになる。気分転換に軽く身体を動かしたり読書をしたがどうにも落ち着かない
「(教師になったら旅出来ないよな………てかちゃんと教師やれる自信がない)」
結局そこに行き着き、ため息をつく。ベッドに倒れこみながら今朝のことを思い出していく
~~~回想中~~~
「教師……ですか?何故そんなことを俺に?」
突然だったがとりあえず思ったことを質問する
「うむ。今日まで二週間家庭教師をやってもらったがとても優秀らしいじゃないか」
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