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外は夜明けが近くなり東の空が白んできている。今からだと確実に寝坊してギースたちに笑われるだろう
「指輪の性能チェックしてよ。笑われたりしたら恥ずかしいし。あ、シャワー忘れてた、浴びてからにしよう」
昨日からずっと作業していたのですっかり忘れていたようだ
~~~30分後~~~
「ふぅ~サッパリした~。じゃ、始めるか」
変化の指輪を右手の薬指に嵌める。現在煌夜の右手には3つの指輪が輝いている
「さて、何に変化しよう?う~ん、じゃあ猫にでもなろう。《変化:猫》」
煌夜が指輪に魔力を込めながら言うと指輪が輝き始め、煌夜の身体を覆ってしまった
「………成功だな」
光が収まるとそこには一匹の美しい毛並みを持つ黒猫がいた
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